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近藤直教授が平成19年度農業機械学会森技術賞を受賞
平成19年3月28日(水)京大会館で開催された平成19年度農業機械学会総会において,理工学研究科生産環境工学専攻近藤直教授が,平成19年度農業機械学会森技術賞を受賞しました。
農業機械学会は農業機械,農業施設及び農業機械化に関する学術の進歩発達を図ることを目的として設立され活動している学会で, 今回で第66回の総会となります。当学会の学会賞には,学術賞,森技術賞,奨励賞,功績賞があり,いずれも学会正会員に推薦された学会員の中から選定されます。森技術賞は,農業機械に関する技術の進歩に貢献した(1) 農業機械の開発研究,(2) 農業機械の試験・測定法又は試験装置の創出,(3) 農業機械の利用に関する技術体系の確立に対して授与される規定です。
今回の森技術賞は学会創設以来,第34回に当たり,食の安心・安全につながる「トレーサビリティに貢献する果実選別ロボットの開発」に対して送られたもので,農業分野におけるマシンビジョンおよびマニピュレータを有するタイプのロボットが初めて実用化されたこと,および農業の情報化,精密農業への実現に大きく貢献したことが高く評価されました。地元松山市内のエスアイ精工株式会社との共同で受賞されたことより,地域における益々の産学連携に拍車がかかるものと期待されます。
受賞風景

表彰盾賞状

選果機
 
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